「スカイバス神戸」ラスト運行に乗車してきた。
目次
スカイバス神戸とは?
2017年の3月より、神戸市内定期観光バスとしてスカイバス神戸の運行が開始されました。
真っ赤な車体に黄色い座席とインパクトの強いデザインで道行く人々の視線を惹きつけます。
街中で見かけると、なんだかラッキーな気分になるんですよね。
事業休止
今回コロナウイルスの影響を受け、スカイバス神戸は4月11日から運休、休業していました。
しかし、インバウンド需要が落ち込み回復の見通しがたたないことから6月に入り突然の事業休止の発表。
神戸で息子とスカイバスを見かけるたびに「かっこいいね」「乗ってみたいね」と言っていたのに。
いつでも乗れると思って先延ばしにしていた事をとても後悔しました。
「ラストありがとう運行」
しかし、最後に素晴らしい企画を用意してくださいました!
2020年6月27日(土)、6月28日(日)の2日間限定でラスト運行が決定。
両日とも1日に4回の運行。
事前に電話予約が必要ということで、予約開始日時ぴったりに電話。
ところが電話が殺到したそうで、何度かけても繋がらない(´;ω;`)
時間だけが過ぎて行き、仕事の時間も迫ってきていたので
諦めかけていたころ...
「プルルッ!」奇跡的に繋がった( ;∀;)
無事、息子と私のチケットを確保できました。
神戸の旅へ~いざ乗車!
神姫バス 神戸三宮バスターミナルから出発!
ここから約1時間かけて神戸の街を巡ります。
バスターミナルの前ではスタッフの方が「いってらっしゃい~」と笑顔で手を振って見送ってくれました。
車庫を出ると想像以上に視点が高くて驚きました。
眺めも良く、風がとても気持ちいい!
バスはまず初めの見どころ、神戸港島トンネルへ入っていきます。
道を下りながらトンネルへ突入するので、疾走感が凄い!
まるでアトラクションですね。
ジェットコースーターのようでした。
つづいて神戸大橋を渡り、洒落た神戸税関を通過し
メリケンパーク、ポートタワーへ
ポートタワーの前で一旦停車し、撮影時間を設けてくれました。
アテンダントさんが写真の面白い撮り方や、撮影のコツを丁寧にアドバイスしてくれます。
あいにくの曇り空でしたが、神戸港のシンボル
いつ見てもいいんだな。
その後は南京町~元町を通過。
この辺りもかなり賑わっていました。
さらに景観が素敵な異人館方面へと進み 、バスターミナルへ戻ります。
楽し過ぎてあっという間に終わってしまった1時間でした。
アテンダントの女性の方がとても明るく軽快な方で、盛り上げ上手。
この方の素晴らしいガイドが、より一層スカイバス神戸の魅力を増していました。
道中には手を振ってくれる方、写真を撮っている方が沢山見受けられました。
神戸の街でスカイバスがいかに愛されていた存在なのか伝わってきました。
記念品のプレゼント
乗車特典として、素敵なプレゼントをいただきました!
可愛い缶の中は
「スカイバス神戸チョロQ キーホルダー 缶バッジ×2種」が入っていました。
これには子供も大喜び!自宅で大切に保管します(´∀`*)
忘れられない思い出に
終始嬉しそうに、キラキラと目を輝かせていた息子。
そんな姿を見ていて私までとても幸せでした。
殺伐としたコロナ禍で、こんなに穏やかな気持ちで純粋に楽しめたのは本当に久しぶりでした。
もう神戸の街でスカイバスを見られないと思うと、とても寂しいですが
神戸の街を彩り駆け抜けたスカイバス神戸。
しっかりと心に刻みました。